


2013年10月31日
篆刻用「バレン」作製
篆刻印を捺印するとき「バレン」を使うんですよ!
いわゆる「捺印マット」的な存在
こんな感じで

版画の色付け時の上下逆になった感じですね^^
版画は彫り終えた版を下にして、紙を置き「バレン」でゴシゴシしますよね!
篆刻印の場合は「バレン」を置き、その上に紙を置き、篆刻印と一緒に紙を上下左右に動かし綺麗に捺印します^^
やはり「バレン」も消耗品!!
長年使用すると角がめくれたり、竹皮自体に裂けや穴などが発生します
こんなん

このバレンは過去に「師」に造っていただきました^^
今日は思い切って新しいのをこさえました^^
おにぎりなどを巻く「竹皮」を買ってきて、暫くぬるま湯に浸しておきま~す
充分に伸びた「竹皮」の水分をタオルなどでふき取り、台になる「木」より大きめにカットします
台木に竹皮をかぶせ、綺麗に折り込み、押さえの「木」を四方あてがい釘でしっかりと打ち付けます

出~来た^^

一晩置くと「竹皮」がピ~ンと張って使えるようになります^^
今回は以前のものより一回り大きめで造ってみました

こんなんでも買うとなると結構お高いんですよ^^
2013年10月30日
2013年10月29日
2013年10月26日
かな刻展
台風の進路が少し逸れてくれてほっとしている今日この頃
先日お邪魔させていただきました
加藤独善先生の「都々逸かな刻展」

ご自身作の都々逸を印材に刻す「かな刻」作品です
ご興味のある方は是非お立ち寄りくださ~い^^
場所:ギャラリー珈琲茶房 縁六
住所:豊橋市大井町140
TEL:0532-69-2006
来週10月29日(火)迄です
2013年10月23日
二面硯
またまた台風が向かってきているそうで、それも27号&28号の接近が今週末になるとか!
二つの台風が接近すると「藤原の効果」による予測不可能な動きをするらしい!
備えあれば憂いなし!
そんな中、長年使用した「二面硯を新しいものにしよう」と意気込んでおりました^^
篆刻では印材に「布字」する際に「黒墨」と「朱墨」を両方使いながら「布字」を完成させるため
二面硯を使用するのが一般的です

硯はめったに洗ったりしません (特に朱墨の方)
がしかし、黒墨の方はたま~に墨の塊を取り除く為、清掃をするのですが二面硯ですと「朱墨」の方も洗い流されてしまう為
独立したものにしようと企んでおりました^^
そこでこれで~す^^

手前の小さいほうは「朱墨用」
奥の少し大きいほうは「黒墨用」として使います
手元にあった「桐箱」を硯サイズ加工し、ニスを塗り塗り硯箱が完成!!

これで「黒墨用」の硯だけ取り出して洗えるぞ!
2013年10月17日
ペーパーカッター^^
先日、岡崎へ行った時に購入した「ペーパーカッター」 @200円也

なんでも「水牛の角」で出来ているらしい
ペーパーカッターって封筒とかを開封する時に使うものだが
◇えんそう◇は作品の「裏打ち」作業で使う為に購入しました^^
裏打ちした作品(紙)をガラスなどに貼り付けして2、3日乾燥させるのですが
それを剥がす時に使う「へら」の代用で~す^^
最近「裏打ち」してないなぁ
2013年10月17日
「袴」作り
台風一過の清清しい日になりましたね^^
皆さん暴風雨による被害はなかったでしょうか?
そんな日にコツコツと印面を保護する「袴」を作っておりました
赤い生地に裏打ちを施したものを使います

印材にぐるりと巻き込みします

糊を圧着させるため小手アイロンにて圧着


出来~た^^

着物地なんかで作るとこんな感じでいいよね^^
皆さん暴風雨による被害はなかったでしょうか?
そんな日にコツコツと印面を保護する「袴」を作っておりました
赤い生地に裏打ちを施したものを使います

印材にぐるりと巻き込みします

糊を圧着させるため小手アイロンにて圧着


出来~た^^

着物地なんかで作るとこんな感じでいいよね^^

2013年10月14日
年賀状用「午」印
やっとこさ取り掛かれました!
東愛知新聞社様からお声掛けを頂いた年賀状用の「午」印
布字

刻してま~す

刻し直後の印面

バレンを使って押印

完成!!

煙草刻 青田石 長方形:40×30㎜ 白文 【午】
印影は年明けにご期待ください^^
2013年10月11日
角久八丁味噌 工場見学^^
今日は何故か岡崎へ
岡崎へ行き何故か「角久八丁味噌」の工場見学へ

このおばさん いやいやお姉さんのガイドにて約30分ほどの見学タイム

旧国鉄時代の駅に掲げていたらしい「看板」

ととさんの構造見学会で見た事のあるような骨組み




昔の作業風景



備品の数々



古~い「印」もあったよ

ここからが本家本元のどでかい「桶」の数々


おっと見覚えのある「後頭部」が

桶の上にはたくさんの「石積み」が!積み方も職人技だとか!

工場の外には「石積み」に使う「石」がゴロゴロ

桶を締め付ける「竹タガ」
今じゃこのサイズの桶に「竹タガ」を巻ける職人がもう居ないらしい

工場見学なんて小学校ぶり位かな
角久さん!ありがとうございました(_ _)
2013年10月07日
ととさんの「作品展」
先週末、木造建築の「構造見学会」へお邪魔させていただいた^^

正に「ととさん」の匠の技作品展!!



カメラのファインダーに収まりきらないほどの「大黒柱」

隅々まで穴が開くほど見学させていただきました
滞在中、たくさんの方々が見学に訪れておられました
「完成見学会」ってよくあるけど「構造見学会」ってあまりないよね
隠れちゃう部分を披露するって自信がないと出来ないよね
っていうか隠れちゃう部分がとても重要なんですね
完成も楽しみで~す^^
2013年10月04日
岐阜県関市へ^^
先日、岐阜県関市へ^^
目的は「ふたつ」!!
メインの「篠田桃江」さんの作品を観に


写真撮影NGだったみたい
途中寄り道^^


◇えんそう◇の中でのメイン目的はっ!

やっぱ!買っちゃった^^

こんなに「印刀」っているのかなぁ^^
目的は「ふたつ」!!
メインの「篠田桃江」さんの作品を観に


写真撮影NGだったみたい

途中寄り道^^


◇えんそう◇の中でのメイン目的はっ!

やっぱ!買っちゃった^^

こんなに「印刀」っているのかなぁ^^

2013年10月01日
鬼神降臨^^
行ってきました!「山のえかきさん作品展」

丁度、中日新聞の記者さんがお見えで「作品を観てて頂けますか」とお声を掛かられパシャパシャと数枚写真を取られた◇えんそう◇です^^
明日以降の中日新聞「東三河版」要チェックで~す^^
会場は、神人和合、五穀豊穣、無病息災を願う「花祭り」に登場する鬼神達が所狭しと飾られています


中でも今展はたくさんの「飾り絵馬」が展示販売されておりました


「花祭りの世界」と題した小冊子も置いてありとても勉強になります^^

たくさんある「飾り絵馬」にはなんと過去に刻させていただいた◇えんそう◇刻の「落款」が押されており、とても嬉しく思いました^^

写真では伝わらない繊細なタッチの「鬼神」達を是非会場で堪能してくださ~い^^
「よっさん」の凄腕が良~く解りますから
山のえかきさん作品展
場所:Cafeちろる庵
会期:10月1日(火)~10月13日(日) 8:30~19:00 (月曜定休) (最終日は17:00迄)
PS:たくさんの「飾り絵馬」からこちらを購入させていただきました

榊鬼
榊鬼は花祭りの目的である「生まれ清まり」を実現するための呪法である「へんべ」を踏む唯一の鬼で、このことから最も重要な役鬼とされ、祭りのシンボルでもあります。
釜の周りで五方の式を終えると、舞庭に「改め役」の宮人が登場し、榊鬼と問答を行います。内容は鬼と人間の歳比べや榊の枝の引き合いをし、いずれも人間に軍配が上がります。
これは榊鬼が人が住む以前のこの山の主であり、その主から山の豊穣を分けてもらうのだとの考えがあるようです。

丁度、中日新聞の記者さんがお見えで「作品を観てて頂けますか」とお声を掛かられパシャパシャと数枚写真を取られた◇えんそう◇です^^
明日以降の中日新聞「東三河版」要チェックで~す^^
会場は、神人和合、五穀豊穣、無病息災を願う「花祭り」に登場する鬼神達が所狭しと飾られています


中でも今展はたくさんの「飾り絵馬」が展示販売されておりました


「花祭りの世界」と題した小冊子も置いてありとても勉強になります^^

たくさんある「飾り絵馬」にはなんと過去に刻させていただいた◇えんそう◇刻の「落款」が押されており、とても嬉しく思いました^^

写真では伝わらない繊細なタッチの「鬼神」達を是非会場で堪能してくださ~い^^
「よっさん」の凄腕が良~く解りますから
山のえかきさん作品展
場所:Cafeちろる庵
会期:10月1日(火)~10月13日(日) 8:30~19:00 (月曜定休) (最終日は17:00迄)
PS:たくさんの「飾り絵馬」からこちらを購入させていただきました

榊鬼
榊鬼は花祭りの目的である「生まれ清まり」を実現するための呪法である「へんべ」を踏む唯一の鬼で、このことから最も重要な役鬼とされ、祭りのシンボルでもあります。
釜の周りで五方の式を終えると、舞庭に「改め役」の宮人が登場し、榊鬼と問答を行います。内容は鬼と人間の歳比べや榊の枝の引き合いをし、いずれも人間に軍配が上がります。
これは榊鬼が人が住む以前のこの山の主であり、その主から山の豊穣を分けてもらうのだとの考えがあるようです。
東栄町教育委員会 小冊子より