2013年10月31日

篆刻用「バレン」作製


篆刻印を捺印するとき「バレン」を使うんですよ!



いわゆる「捺印マット」的な存在





こんな感じで





版画の色付け時の上下逆になった感じですね^^


版画は彫り終えた版を下にして、紙を置き「バレン」でゴシゴシしますよね!


篆刻印の場合は「バレン」を置き、その上に紙を置き、篆刻印と一緒に紙を上下左右に動かし綺麗に捺印します^^





やはり「バレン」も消耗品!!



長年使用すると角がめくれたり、竹皮自体に裂けや穴などが発生します



こんなん


このバレンは過去に「師」に造っていただきました^^





今日は思い切って新しいのをこさえました^^





おにぎりなどを巻く「竹皮」を買ってきて、暫くぬるま湯に浸しておきま~す



充分に伸びた「竹皮」の水分をタオルなどでふき取り、台になる「木」より大きめにカットします



台木に竹皮をかぶせ、綺麗に折り込み、押さえの「木」を四方あてがい釘でしっかりと打ち付けます







出~来た^^







一晩置くと「竹皮」がピ~ンと張って使えるようになります^^





今回は以前のものより一回り大きめで造ってみました







こんなんでも買うとなると結構お高いんですよ^^  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 11:53Comments(0)篆刻

2013年10月30日

来年の干支「午」


皆さ~ん!来年の年賀状の準備は進んでいますか?





んな事で、来年の干支「馬」の紐付丸印材に4パターン布字してみた















来月開催予定の「作陶展」のフリーマーケットに出展しようかな^^  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 11:53Comments(0)篆刻

2013年10月29日

砥尚印会 課題


会の課題作





【授衣】 (ジュイ)



布字







刻し







完成!!


煙草刻 □20㎜(7分) 青田石 白文 【授衣】





【授衣】:「寒くなってくるで冬支度をする事」  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 11:39Comments(0)篆刻

2013年10月26日

かな刻展


台風の進路が少し逸れてくれてほっとしている今日この頃





先日お邪魔させていただきました



加藤独善先生の「都々逸かな刻展」







ご自身作の都々逸を印材に刻す「かな刻」作品です





ご興味のある方は是非お立ち寄りくださ~い^^





場所:ギャラリー珈琲茶房 縁六

住所:豊橋市大井町140

TEL:0532-69-2006




来週10月29日(火)迄です  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 09:38Comments(0)作品展

2013年10月23日

二面硯


またまた台風が向かってきているそうで、それも27号&28号の接近が今週末になるとか!



二つの台風が接近すると「藤原の効果」による予測不可能な動きをするらしい!



備えあれば憂いなし!





そんな中、長年使用した「二面硯を新しいものにしよう」と意気込んでおりました^^



篆刻では印材に「布字」する際に「黒墨」と「朱墨」を両方使いながら「布字」を完成させるため

二面硯を使用するのが一般的です







硯はめったに洗ったりしません (特に朱墨の方)


がしかし、黒墨の方はたま~に墨の塊を取り除く為、清掃をするのですが二面硯ですと「朱墨」の方も洗い流されてしまう為

独立したものにしようと企んでおりました^^





そこでこれで~す^^







手前の小さいほうは「朱墨用」

奥の少し大きいほうは「黒墨用」として使います





手元にあった「桐箱」を硯サイズ加工し、ニスを塗り塗り硯箱が完成!!







これで「黒墨用」の硯だけ取り出して洗えるぞ!  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 19:18Comments(0)篆刻

2013年10月17日

ペーパーカッター^^


先日、岡崎へ行った時に購入した「ペーパーカッター」 @200円也







なんでも「水牛の角」で出来ているらしい





ペーパーカッターって封筒とかを開封する時に使うものだが

◇えんそう◇は作品の「裏打ち」作業で使う為に購入しました^^



裏打ちした作品(紙)をガラスなどに貼り付けして2、3日乾燥させるのですが

それを剥がす時に使う「へら」の代用で~す^^





最近「裏打ち」してないなぁ  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 18:07Comments(2)つぶやき

2013年10月17日

「袴」作り

台風一過の清清しい日になりましたね^^



皆さん暴風雨による被害はなかったでしょうか?





そんな日にコツコツと印面を保護する「袴」を作っておりました




赤い生地に裏打ちを施したものを使います





印材にぐるりと巻き込みします





糊を圧着させるため小手アイロンにて圧着









出来~た^^







着物地なんかで作るとこんな感じでいいよね^^

  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 08:21Comments(2)篆刻

2013年10月14日

年賀状用「午」印


やっとこさ取り掛かれました!





東愛知新聞社様からお声掛けを頂いた年賀状用の「午」印



布字







刻してま~す







刻し直後の印面








バレンを使って押印







完成!!


煙草刻 青田石 長方形:40×30㎜ 白文 【午】





印影は年明けにご期待ください^^  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 18:33Comments(0)篆刻

2013年10月11日

角久八丁味噌 工場見学^^


今日は何故か岡崎へ



岡崎へ行き何故か「角久八丁味噌」の工場見学へ





このおばさん いやいやお姉さんのガイドにて約30分ほどの見学タイム





旧国鉄時代の駅に掲げていたらしい「看板」





ととさんの構造見学会で見た事のあるような骨組み















昔の作業風景












備品の数々











古~い「印」もあったよ





ここからが本家本元のどでかい「桶」の数々









おっと見覚えのある「後頭部」が






桶の上にはたくさんの「石積み」が!積み方も職人技だとか!





工場の外には「石積み」に使う「石」がゴロゴロ






桶を締め付ける「竹タガ」

今じゃこのサイズの桶に「竹タガ」を巻ける職人がもう居ないらしい







工場見学なんて小学校ぶり位かな




角久さん!ありがとうございました(_ _)  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 20:49Comments(2)つぶやき

2013年10月07日

ととさんの「作品展」


先週末、木造建築の「構造見学会」へお邪魔させていただいた^^







正に「ととさん」の匠の技作品展!!











カメラのファインダーに収まりきらないほどの「大黒柱」







隅々まで穴が開くほど見学させていただきました



滞在中、たくさんの方々が見学に訪れておられました





「完成見学会」ってよくあるけど「構造見学会」ってあまりないよね





隠れちゃう部分を披露するって自信がないと出来ないよね


っていうか隠れちゃう部分がとても重要なんですね





完成も楽しみで~す^^  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 18:35Comments(2)つぶやき

2013年10月04日

岐阜県関市へ^^

先日、岐阜県関市へ^^





目的は「ふたつ」!!





メインの「篠田桃江」さんの作品を観に







写真撮影NGだったみたいface07





途中寄り道^^











◇えんそう◇の中でのメイン目的はっ!





やっぱ!買っちゃった^^







こんなに「印刀」っているのかなぁ^^

  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 18:15Comments(6)つぶやき

2013年10月01日

鬼神降臨^^

行ってきました!「山のえかきさん作品展」







丁度、中日新聞の記者さんがお見えで「作品を観てて頂けますか」とお声を掛かられパシャパシャと数枚写真を取られた◇えんそう◇です^^


明日以降の中日新聞「東三河版」要チェックで~す^^





会場は、神人和合、五穀豊穣、無病息災を願う「花祭り」に登場する鬼神達が所狭しと飾られています










中でも今展はたくさんの「飾り絵馬」が展示販売されておりました










「花祭りの世界」と題した小冊子も置いてありとても勉強になります^^







たくさんある「飾り絵馬」にはなんと過去に刻させていただいた◇えんそう◇刻の「落款」が押されており、とても嬉しく思いました^^







写真では伝わらない繊細なタッチの「鬼神」達を是非会場で堪能してくださ~い^^



「よっさん」の凄腕が良~く解りますから




山のえかきさん作品展

場所:Cafeちろる庵

会期:10月1日(火)~10月13日(日) 8:30~19:00 (月曜定休) (最終日は17:00迄)





PS:たくさんの「飾り絵馬」からこちらを購入させていただきました




榊鬼

榊鬼は花祭りの目的である「生まれ清まり」を実現するための呪法である「へんべ」を踏む唯一の鬼で、このことから最も重要な役鬼とされ、祭りのシンボルでもあります。
釜の周りで五方の式を終えると、舞庭に「改め役」の宮人が登場し、榊鬼と問答を行います。内容は鬼と人間の歳比べや榊の枝の引き合いをし、いずれも人間に軍配が上がります。
これは榊鬼が人が住む以前のこの山の主であり、その主から山の豊穣を分けてもらうのだとの考えがあるようです。

東栄町教育委員会 小冊子より


  

Posted by ◇ えんそう ◇ at 16:00Comments(2)つぶやき作品展